にゅーとぴあ

気が向いたら書きます。

2025年のふりかえり

年の瀬ですね。

昨年の大晦日に初めて一年の振り返りというものを書いてみましたが、思いの外自分が何をしてきたかを見返すのに便利だったため、今年も同じように振り返っていきたいと思います。

newt239.hatenablog.com

今回は月ごとではなく、トピックごとに分けて書いてみました。

SecHack365

昨年 5 月に採択され、1 年近くの間ものづくりをしていました。3 月に秋葉原 UDX で成果報告会があり、無事修了することができました。修了時の心境については別エントリがあるため、詳しくはそちらを読んでいただければと思います。技術的なスキルの向上というよりは、技術者としての心構えだとか、技術に興味を持つ人間どうしのコミュニティを持つといった点で、非常に実のある経験となりました。

newt239.hatenablog.com

先日は Returns イベント*1にも参加し、久しぶりに同期と顔を合わせることできました。

旅行

すべて日本国内の移動でした。

  • 2 月: 北海道(札幌、小樽) - 3 泊 4 日
  • 6 月: 宮城(仙台) - 日帰り
  • 6 月: 大阪 - 1 泊 2 日
  • 8 月: 島根(隠岐、出雲) - 4 泊 5 日
  • 8 月: 群馬 - 3 泊 4 日
  • 8 月: 長野(軽井沢) - 1 泊 2 日
  • 9 月: 北海道(札幌、洞爺湖、函館) - 3 泊 4 日
  • 9 月: 八丈島 - 2 泊 3 日
  • 9 月: 愛知(名古屋) - 2 泊 3 日
  • 10 月: 大阪 - 2 泊 3 日
  • 11 月: 茨城(日立) - 日帰り
  • 11 月: 福岡(博多) - 2 泊 3 日
  • 11 月: 箱根 - 日帰り
  • 12 月: 京都(宇治) - 2 泊 3 日

一部、旅行であるとは言えないような移動も含まれますが、特に下半期はよくお出かけをしました。

旅先で乗ったバスに揺られながら窓の外をぼんやりと眺め、「ここの通りは先月行ったあの街に似ているな」とか、「今乗ってきた高校生たちは毎日このバスに乗って通学しているのかな」みたいに思いを巡らせている時間が好きです。

その一方で、ついつい RTA 的な思考もしてしまいます。訪れた都市の観光スポットをなるべく多く、無駄なく回るにはどうすればよいか、といったことを考えてしまいがちです。結果として移動時間がタイトになり、うまく回りきれずに急遽予定を変更することもあります。こんなことに他人を巻き込むわけにはいかないので、やはり私には一人旅が向いているんだと思います。

国内旅行を重ね、だんだん経験値も上がってきた頃なので、来年は海外にも足を伸ばしてみたいところです。

カメラを購入

Nikon の Z 5II を購入しました!

白いテーブルの上に「Z 5II」と書かれた黒い箱が置かれ、その後ろに「Kitamura Camera 北村写真機店」のロゴが入った白い紙袋が立っている
Z 5II のケース

カメラのことは何も分からないため、まわりの有識者におすすめを聞きながら決めました。Fujifilm の X-E5 と迷いましたが、試写させてもらったお店の店員さんに Nikon を勧められたこともあり、最終的に Z 5II にしました。

レンズはとりあえずキットレンズを使っていますが、ある程度使いこなせるようになってきたらまた別のレンズも試してみたいです。

カメラを購入する前は、一眼やミラーレスを「スマホより綺麗に撮れる機械」と考えていましたが、どうにもこれは画質の良し悪しだけの問題ではないようで、スマホとは役割が決定的に違うらしいです。スマホでも十分きれいな写真は撮れますし、むしろ何も考えずにシャッターを切るだけならスマホのほうが優秀なことも多いです。カメラを使う意味は、自分好みの絵を作れることにあるのだと聞きました。露出やシャッタースピードを調整しながら、目の前の景色をどう切り取るかを考えることで、自分が最も良いと感じる作品を作りあげることがカメラの楽しみだということを知りました。

労働

労働を始めました。

まず 2 月から、大学の情報イノベーション課という部署でアルバイトをしています。このアルバイトは現在修士 2 年の先輩が個人的に作っていた大学の時間割アプリが、大学公認のアプリになったことをきっかけに始まったものです。

qiita.com

ここ 3 年は 12 月〜 1 月ごろに新規メンバーの募集をしていて、私もこの求人を見て参加した形になります。当初はこの時間割アプリの開発が主だったようですが、現在はこれに限らず、大学に関わる様々なアプリケーションの開発を行っています。

モバイルアプリの開発が多いため Flutter を使うタスクが多いですが、Web アプリの開発をするタスクもあり、最近私はここで Next.js を書いています。

6 月からは起業した知人の会社で働いていました。ここでは Web フロントエンドの開発だけでなく、クライアントとのコミュニケーションを含む PM 的なタスクもやっていました。こちらは 12 月末で退職するのですが、様々なトラブル対応も含め、本当にいろいろな経験ができました。今まで個人開発しかやってこなかったこともあり、漠然と「チーム開発のスキルをつけたい」とは思っていましたが、実際 PM という立場に立ってみると本当に考えることが多いんだなぁと実感しました。

12月からはまた別のスタートアップに入りました。本格的な稼働は 1 月からですが、今回はフロントエンドだけでなくバックエンドの開発にもガッツリ携われそうで楽しみです。

インターン

サイバーエージェントAmeba LIFE 事業部で 1 ヶ月間、インターンに参加しました。こちらも別エントリがあるため、ぜひお読みいただけますと幸いです。Spindle というデザインシステムへの新規コンポーネントの追加や、Ameba Accessibility Guidelines の改訂作業に携わらせていただきました。

developers.cyberagent.co.jp

9 月には SmartHR で 1 週間のサマーインターンに参加しました。こちらはインターン生同士で与えられたお題に関するアプリケーションを開発するハッカソンタイプのインターンでしたが、GingaUI の開発時にひたすら眺めていた SmartHR UI を使った開発をすることができました。

イベント

カンファレンスへの参加

今年は計 7 回、カンファレンスへ参加しました。

  • 5 月: TSKaigi
  • 9 月: フロントエンドカンファレンス北海道
  • 9 月: アクセシビリティカンファレンス千葉
  • 9 月: フロントエンドカンファレンス東京
  • 10 月: Designship
  • 10 月: Vue Fes Japan
  • 11 月: YAPC::Fukuoka

生成 AI による文章生成能力の向上により、ネット上の技術記事の質が相対的に落ちてきている今、カンファレンスで得られる情報の質の高さは非常に価値のあるものだと感じています。来年も様々なカンファレンスや技術系イベントに顔を出していきたいです。

JPHacks

ハッカソンは昨年の 技育 CAMP vol.11 に参加して以来でした。個人開発ともインターンとも仕事とも違う、自由度の高いチーム開発ができて楽しかったです。ただ、自分たちが考えたアイディアにうまく共感してもらうよう説明するのは難しいと、改めて感じました。ハッカソン自体は良い気分転換になるので、これからも年 1 回くらいの頻度でやっていきたいですね。

その他技術系のイベント

  • 1 月: 技術書同人誌博覧会
  • 2 月: Browser and UI #1 CSS
  • 2 月: Web Speed Hackathon
  • 6 月: 技術書典 18
  • 7 月: インディゲーム展示会 東京ゲームダンジョン
  • 8 月: 第 3 回セキュリティ若手の会
  • 11 月: Figma Make Cafe

Browser and UI はとても学びの多い勉強会だったので、1 回しか参加できなかったことが悔やまれます。最近は React Tokyo のミートアップなども定期的に開催されているようなので、来年はもっと積極的に、様々なイベントへ参加していきたいです。

Web Speed Hackathon は初参加でした。VRT に落ちてしまったことで 1 位以外の上位勢が全員失格という結果だったのですが、スコア上は 13 位と、割と健闘できたのではないかと思っています。

資格

応用情報技術者試験に合格しました!おめでたい話のように聞こえますが、実は 2 回連続で落ちたうえで掴み取った合格です。とは言え 3 度目の正直を果たすことができたため、ほっとしました。

2026 年度からは高度情報処理技術者試験も CBT 方式に移行するらしいです。引き続き、デスペやネスペも取っていきたいです。

6 月には色彩検定の UC 級を受験し、合格しました。「一夜漬けで受かるらしい」という話を聞いていたのですが、午後の試験だったので当日午前中にジュンク堂で過去問を購入し、コメダに駆け込んで 3 時間ほど勉強したら受かってしまいました。半日漬けでも受かるらしいです。

普通自動車免許も取得しました。3 月に免許センターで取得したはいいものの、それからほとんど運転する機会がなくて困っています。上記した八丈島への旅行で運転したくらいの経験値しか積んでいないため、まだ 1 人での運転には怖さがあります。もっと練習する機会を増やしていきたいです。

サークル

所属しているデジタル創作系のサークルで幹部を務めています。サークルでは Mattermost という OSS 版 Slack のようなコミュニケーションツールをセルフホストしており、私はこれの保守・運用や、部員管理システムの整備を担当しています。私の代は特にイラスト班が多く、インフラに明るくない部員が多かったため、現在稼働しているシステムやツールについては、ほぼ全ての面倒を見てきました。普段の開発ではもっと高いレイヤを触っており、ネットワーク系の技術には苦手意識を持っていたため、いつも戦々恐々としながら作業をしていました。しかし、新しく入ってきた 1 年生の中に、このあたりの技術に詳しい部員が何人かいたため安心しています。すでに来年度に向けた引き継ぎも進んでおり、安心して任せることができそうです。

一方で、部員管理システムをはじめとする部員のためのツール開発については、幹部だけでどうこうなるものではないので、人材を確保していく必要があります。しかし、こちらは芳しくありません。最も大きい基盤システムが Go と Next.js で構築されており、最近は私が主導して開発を進めているのですが、Web 開発に精通している部員が非常に少なく、開発は滞っています。なんとかメンテナーを増やそうと、後輩に声をかけてタスクをお願いしているところです。あと 3 ヶ月で自走できるくらいまでに持っていけるかな。

サークル活動とは別に、5 月に行われた大宮祭では実行委員として公式ウェブサイトの開発を担当しました。

開発は私ともう一人、CSS を使ったアニメーションにこだわりのある子と 2 人で進めました。彼から上がってくるデザインや CSS を私が Next.js で実装しつつ、機能性や Web アクセシビリティを損なわないよう工夫しました。実行委員会の中では広報支部内の一部署に過ぎないため、他部署とのコミュニケーションがうまくいかないこともざらで、非技術系の会社の情シスってこんな気持ちなんだろうなぁと思ったりしていました。必要性を十分に理解してもらえない組織でうまくやるのは難しいですね。

趣味

趣味、という名のオタク活動ですが、今年は継続的な労働によって安定した収入が生まれたこともあり、思いっきり楽しむことができました。

コミケは夏冬いずれも参戦したほか、毎年秋葉原 UDX で行われている「絵師 100 人展」に行ったり、アオのハコやバンドリなんかの企画展に行ったりもしました。

初音ミク

2 月の北海道は雪ミク関連のイベントへの参加を主目的とした旅行でした。さっぽろ雪まつりでの展示やウイングベイ小樽でのイベントがメインですが、実は連動して実施されているコラボ企画なども多く、楽しかったです。地下鉄のスタンプラリーは難しくて挫折してしまいましたが......。

Snow Miku 2025 の入口
ウイングベイ小樽

8 月には念願のマジカルミライに初参加しました。実はライブ自体、これが初めての参加でした。会場の熱気と臨場感を楽しむものだと思っているので、バーチャルであるかどうかはあまり気にしていないのですが、とても楽しかったのでいずれは本物のバンドのライブにも行ってみたいと思いました。

今年はプロセカの劇場版も公開されたので、観に行ってきました。通常上映、応援上映Dolby Cinema 版の 3 回観ました。同じ映画を 2 回以上観に行くなんて、あとにも先にもこれきりでしょう。もともとゲームはあまりやらないのですが、最近はプロセカですら開く回数が減ってしまっているので、少し残念です。コンテンツとしては大好きなのですが、ひとたびストーリーを読まない期間が生まれると追いつくのが大変なので、何かしら後からでもキャッチアップできる手段を用意してもらえるとありがたいな、という気持ちです。

響け!ユーフォニアム

11 月の京都旅行で「響け!ユーフォニアム」の聖地巡礼をしてきました。

机の上に立て掛けられた手書きの色紙。「ようこそ『響け!ユーフォニアム』の舞台 宇治市へ!!」と書かれ、作品紹介文と久美子たちのイラストが描かれている
宇治市観光センター

また、12 月には新宿の映画館で行われたオールナイト上映会にも参加してきました。こういうイベントにふらっと行くことができるのは大人の特権ですね。

個人開発

高校2年次から開発を続けている競技クイズ向けの得点表示アプリ「Score Watcher」において、大規模な実装を行いました。Score Watcher では現在プレイデータをすべてブラウザ上に保存していますが、今後の機能追加を見据え、クラウドへの移行を進めています。

今年は AI エージェントのお陰で明らかに開発スピードは上がったと思います。5 月に Cursor が学生向けに 1 年無料で使えるプランを発表してから使い続けています。Claude Code は 8 月頃から本格的に使い始めました。体感では一番使いやすいと思っているのですが、Pro プランでフルに使おうとするとすぐにリミットに達してしまうため、普段は Cursor の Agent モードを使っています。最近は Codex CLI が一番良いと騒がれているようですが、Codex は黙々と作業をする傾向にあり、明らかにおかしいことをやっているときに指摘しづらいのが使いづらいなと感じています。これ以外はあまり活用していないですが、Gemini CLI はすぐ止まる、 Antigravity は Cursor の下位互換かな、というイメージです。

サークルとの関わりが深かった年だったので、個人開発はこれに関するものが多かったです。直近だと Mattermost の投稿数やリアクションをつけた数のランキングを確認することができるダッシュボードページを作ったり、アドベントカレンダー企画に合わせて記事を登録するアプリを作ったりしました。

個人開発という程でもないですが、大学の授業内で提案するサービスのプロトタイプを、何度か開発しました。授業の本質は動くデモではなく提案自体にあるので、多くの学生は IllustratorFigma などで済ませるのですが、せっかくなので毎回簡単なアプリを作っていました。ついでに新しい AI ツールの検証にもなっていたので、良い機会でした。

昨年の抱負

  • ✅ SecHack365 を修了する
  • 応用情報技術者試験に合格する
  • ✅ 技術書典に向けて記事を書く
  • ✅ ライブに行く
  • 🤔 OSS に Contribute する
  • GitHub の Contributions を 2,500 以上にする
  • 😭 毎月 2 冊以上本を読む

来年の抱負

  • 毎月 2 冊以上小説を読む
  • 海外に 3 回以上行く
  • 新規で個人開発のアプリを作る
  • データベーススペシャリスト試験に合格する
  • MDN の日本語翻訳作業に取り組む
  • 何らかの技術系イベントで登壇する

時が経つのは早いもので、私もついに 20 歳を迎えました。晴れてお酒も飲める年齢になったので、気軽に食事の席などに誘っていただけると、私が大変に喜びます。

それでは皆さん良いお年を。そして来年もよろしくお願いいたします!

*1:SecHack365 の修了生が年に1回集まるイベント