にゅーとぴあ

気が向いたら書きます。

大阪万博に行ってきた話

6月27日(金)・28日(土)の2日間、大阪万博に行ってきました!

事前準備

万博自体は前々から楽しみにしており、絶対に1回は行きたいと考えていたので、2024年1月の段階で1枚チケットを購入済みでした。今回は1泊2日で行くことにしたため、4月9日に追加でもう1枚チケットを購入しました。

来場前にやるべきことは4つあります。

  1. 来場日時指定
  2. 2か月前抽選
  3. 7日前抽選
  4. 3日前空き枠先着予約

来場日時指定は4月9日の追加購入時に設定しました。最近は9時入場枠や10時入場枠が埋まりやすいと聞くので、早めに準備することをお勧めします。

抽選の結果としては2か月前抽選で「null²」と「TECH WORLD」、7日前抽選で「いのち動的平衡館」が当選しました。

持ち物としては、水分補給用の飲み物はもちろん、日傘や帽子は必須です。入場待機列は遮るものがない開けた場所で、少なくとも30分は待つことになるため要注意です。ほぼ夏のコミケのような環境です。

1日目(6月27日)

大阪へ移動

朝4時に自宅を出発し、羽田7時5分発・関西国際空港8時20分着の便で大阪に向かいました。JALのセールを利用したのですが、関西国際空港が予想以上に遠かったため、少々値段をかけてでも伊丹空港の方が良かったかもしれません。まだまだ旅行初心者なので新幹線か飛行機という手段しか考えていなかったのですが、夜行バスがやたら安いということに気づいたため、次回以降は夜行バスで行くという手もあるなぁと考えています。

空港到着後は万博会場に直行し、10時頃に夢洲駅に到着しました。約30分並んで、10時38分に手荷物検査を終えてゲートを通過できました。1日目は10時入場で設定していましたが、別に9時入場予約で10時以降に入れないわけではないため、9時に設定しておけばもっとすぐ入れたことに気づきました。

null²

入場後は11時05分〜11時15分の予約でnull²を体験するため、シグネチャーゾーンに直行しました。1時間のダイアログモードを体験しましたが、演出の様々な箇所でAIが使われていてとてもおもしろかったです。ネタバレになってしまうため詳細は書きませんが、NotebookLMの音声要約が出てきたときはびっくりしました笑。

鏡面パネルで覆われた巨大な立方体パビリオンを下から見上げる構図。中央と左側面に赤紫色の渦が浮かぶレンズ状オブジェがあり、反射面には周囲の建物や来場者が歪んで映り込んでいる。下部のガラス張りの入口前には行列をつくる人々が見える。快晴の青空。
null²

事前にMirrored Bodyで対話しておくことと、Scaniverseで3Dスキャンを保存しておくことが推奨されていますが、ぜひやっておくことをお勧めします。Mirrored Bodyは最低限、名前・3D・声・趣味程度の入力があれば十分な気がしました。

なお、このあたりは特に通信環境が悪く、アプリのマップすら開けないことがありました。これはかなり有名ですが、つじさんという方が公開しているマップをダウンロードしたり、プリントアウトしたりしておくと便利です。

当日予約は取れない

終了後はアンゴラ館に向かいました。待ち時間は45分ほどでしたが、実はアンゴラ館は万博開幕直後からトラブルで閉鎖されており、前日6月26日から再開したばかりだったそうです。

ここで並んでいる間に、入場10分後から取ることのできる「当日予約」を獲得するべく、スマホで戦っていたのですが、これはまず取れません。ちょうど前日あたりに、有志が空いているパビリオンや時間枠を一覧かつリアルタイムで見れるWebアプリを公開してくれていたので、これを見ながら狙っていました。

expo.ebii.net

ただ、予約サイト上では△になっている時間枠でも、「予約する」を押すとすでに枠がないと表示されるケースがほとんど(というか全部)で、結局期間中一つも当日予約は取れませんでした。

当日予約が開放される時間帯をまとめてくれた情報なども参考にしていたのですが、みんなが参考にしているということもあり、これを見つつでも取ることは難しそうです。

次に訪れたコモンズDは27カ国のパビリオンが入る建物で、入場はスムーズでしたが人が多すぎたため、落ち着いてゆっくり各国の展示を見る、というのは難しかったです。

スタンプパスポートを買うと良さそう

この時点で公式スタンプパスポートを購入していなかったことを後悔し始めました。各パビリオンにはスタンプ台が設置されており、専用ノートがオフィシャルストアで販売されています。パビリオン巡りを始める前の購入を強くお勧めします。

スタンプノートを求めて西ゲート周辺まで移動し、近鉄によるオフィシャルストアに30分ほど並びました。オフィシャルストアは西ゲートと東ゲート付近にそれぞれ2店ずつあり、運営している企業が異なるためそれぞれ取り扱い商品も異なります。夜に近づくにつれて入場待ち列も長くなる気がしたので、このタイミングでお土産も購入しました。

万博GO

その後はリング近くまで戻り、空いていたEUパビリオンを見たあと、マーケットプレイス西にあるドイツ料理店で昼食を取りました。ただ、正直コスパはかなり微妙でした。話題の2億円トイレもこの近くにあります。

赤い鉄骨フレームの下に、黄色・青・オレンジの波板で囲まれた小さな小屋が並ぶ屋外トイレエリア。壁面には手洗い用の蛇口と案内サインが付き、バックパックを背負った来場者数名が通路を歩いている。晴天の空の下、カラフルな建築と人々の動きが目を引く。
カラフルなトイレ

ここまで4つのパビリオンしか回れていませんでしたが、この後からペースが上げることができました。各パビリオンの待ち時間は公式発表されていませんが、有志の待ち時間投稿サイトである「万博GO」や、「だれでも万博」というDiscordサーバー内にある「待ち時間報告(パビリオン)」チャンネルなどで、リアルタイムの情報を得ることができます。これらの待ち時間情報を参考に、比較的時間が短めのものに入ることで効率的に回ることができました。

expo2025.fun

スペインが10分待ちという情報を得たのですぐに向かったところ、スムーズに入場できました。その後オーストラリア、トルコ、モナコ、夜の地球(石川の輪島塗展示)、コモンズFと続けて訪問しました。

トルコ館では巨大スクリーンにBIOS画面が表示されていて面白い光景を見られました。

紫がかった投影スクリーンにBIOS起動画面が映し出されている。画面上部には赤い三角形のロゴと白字で「American Megatrends」の文字があり、下に「ASUS X99-E WS/USB 3.1 ACPI BIOS Revision 4001」「CPU: Intel Core i7-5820K @ 3.30 GHz」「Memory: 32768 MB (DDR4-3000)」などのシステム情報が等幅フォントで表示されている。さらに「CPU Over Temperature Error!」「NO Keyboard Detected!」「Press F1 to Run SETUP」といった白いエラーメッセージが画面中央から下部にかけて表示されている。
トルコ館のスクリーン

夕食はリングサイドマーケットプレイス東でうどんを食べました。ここも比較的高めではありましたが、昼間と比べて十分な量があったため、満足度は高かったです。

この時間になると日差しが弱くなり、かなり楽になってきました。会場内に自販機は相当数あり、価格もそこまで高いわけではないのですが、無料で水を給水できる場所がいくつかあるため、マイボトルを持参していくと良いです。

最後に三菱未来館とフランス館を見学。どちらも普段は待ち時間が長めだったのですが、三菱館は最終回に滑り込むことができ、またフランス館は水上ショーの時間と被っていたためなんとか並ぶことができました。本当は水上ショーも見たかったのですがあいにくタイミングが合わず......。次回行くときはぜひ見に行きたいです。

夜間、真紅のライティングが際立つフランス館の外観。無数の縦に垂れる赤いライトチューブに囲まれ、右側には英語と日本語で「FRANCE/フランス」と光るネオンサインが浮かぶ。中央奥には鏡面仕上げの螺旋状スロープが伸び、その手前に白い古典風の彫像が配置されている。
フランス館

21時10分頃にゲートを出たのですが、駅までは長蛇の列ができていて、電車に乗れたのは21時45分頃でした。

2日目(6月28日)

入場

心斎橋駅近くのホテルに宿泊していたのですが、会場まで約30分かかるため、9時入場に向けて7時頃に出発し、7時45分に夢洲駅に到着しました。このときはすでに多くの人が並んでいました。

ある程度進むと位置が確定して動かなくなるタイミングがあるので、この間はトイレに行くことが可能です。Discord上の情報によると「8時20分に移動が始まるため、8時10分までには戻ってくるようアナウンスがある」とのことで、この日も実際その通りでした。

8時50分頃から先頭の荷物検査が始まり、9時10分過ぎに入場できました。

入場直後は割と空いている

入場直後の空いているタイミングで住友館やアメリカ館に行きたかったのですが、住友館は受付一時中止、アメリカ館は2時間待ちになってしまったため断念しました。代わりに近くのモザンビークとマレーシアに待ち時間なしで入場できました。マレーシア館は外観だけでなく内容も充実していて、とても面白かったです。

木製の細い棒が波状に連なって外壁を覆う建物の正面。中央にマレーシア国旗と「MALAYSIA」の看板があり、入口前の広場には青い三角コーンが配置されている。晴天の下、画面上部には木の枝葉が写り込んでいる。
マレーシア館

続いてペルーとコモンズAも待ち時間なしで入場。朝の早い時間ということもあり、コモンズ館は各国の展示をゆっくり見ることができました。

10時20分からの予約枠でシグネチャーパビリオンのひとつであるいのち動的平衡館を体験しました。ちなみに、シグネチャーゾーンにある「いのちパーク」という広場では定期的にミストが発生するイベントがあります。

晴れた青空の下、黒い円筒形のパビリオン前に白い濃霧が噴出し、木製の柱が並ぶ中、霧に包まれた来場者のシルエットがぼんやりと浮かぶ屋外の風景
いのちパークのミスト

その後イギリス館の待ち時間が短めだったので並んだところ、30分ほどで入ることができました。比較的国家の紹介がメインのパビリオンだったのですが、ストーリーやギミックがよく考えられており、さすがのイギリスらしい高い完成度でした。

午後

昼食はウォータープラザマーケットプレイス東で食べました。待ち時間もほぼなく、価格も良心的で満足度が高かったです。やはり日本料理が一番安心できますね。

バーレーン館では40分ほど並びました。待機場所には陽を遮るものがなくかなり暑かったですが、ここはガイドさんのトークが非常に上手で面白かったです。ガイドさんが案内してくれるパビリオンはいくつかありましたが、トーク力によってかなり印象も変わってくるなと思いました。

木製フレームに白い膜材を張った斜め格子の外観が特徴的な「バーレーン王国(KINGDOM OF BAHRAIN)」パビリオン前で、強い日差しを避けるため日傘や帽子を使った来場者が入場列をつくっている晴天の光景。
バーレーン

国連館は予約者優先で、5分ごとのグループに1組だけ予約なしの組が加われるシステムでした。そのため待ち時間にかなりのばらつきがあります。

隣りにある国際機関館はコモンズ館と同様に即入場できました。

UAE館は順路がない自由見学形式で、キャパが大きいため比較的スムーズに入場できました。

TECH WORLD

予約入場で台湾館であるTECH WORLDを体験しました。半導体産業で有名な台湾らしく、生成AIによる台湾画家風の絵画生成など、技術に特化した内容で非常に興味深かったです。ちなみに、これも開幕前話題になったパーゴラ休憩所も近くにあります。

その後大屋根リング上を移動し、まだ通れていなかった外周エリアに行こうと思ったのですが、この日は夜に花火があるため16時30分から立ち入り禁止になっていました。残念。

大きな水盤の中央に巨大な四角枠のモニュメントが立ち、対岸には多くの来場者と近未来的なパビリオン群が並ぶ様子を上から見下ろした光景
大屋根リングの海側から撮影

最後にデンマークアイスランドスウェーデンノルウェーフィンランドが共同で出展している北欧館を見学し、東ゲート付近のストアでお土産を購入して終了。退場口近くにある一番大きなスタンプを押して空港へ向かいました。

むすびにかえて

2日間で24のパビリオンを回ることができました!まだまだやり残したことはあるので、もう一回は行きたいところ。これから行かれる方の参考となれば幸いです!